--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013.09.29 17:01|前田智徳
少し前に
フランチャイズプレイヤー
という記事を書きました。

入団以来、ただの一度も他チームのユニホームに袖を通すことなく
積み重ねたそのプレーでファンを熱くしてきた選手たち。

今年はそんな彼らの引退表明が相次いでいます。

燕一筋19年の宮本慎也選手
同じくタテジマ一筋22年、桧山進次郎選手

そして一昨日
カープ一筋24年間、孤高の天才と呼ばれた前田智徳選手が会見を行いました。

「嬉しいことがかなりかき消されているので、思い出がなかなか浮かんでこない」ほど怪我に苦しんだ野球人生。

心残りはと聞かれ

「今年はチームがAクラス入りし長い低迷にピリオドを打った。その中に自分がいなかったのは残念」
と、答えました。

すごくよく分かりますね、この気持ち。

現在のプレースタイルからは
ゴールデングラブ賞を4度も獲得したということが信じられないかもしれませんが
入団時には走攻守、三拍子揃った素晴らしい外野手でした。

6年目の1995年に右アキレス腱を断裂し、2000年には左アキレス腱を手術。
故障後は、野球選手として総合力で勝負できないもどかしさから
自らを「ガラクタ」「前田智は死んだ」と表現したこともあったそうです。

2002年のある試合

チームの外国人選手が、走者2塁で十分に生還できるヒットを放ちました。
しかし、両足に不安を抱える走者は大差のある展開の中、無理をせず三塁ストップ。
これに激高した外国人選手はベンチに戻った後、走者を責め掴みかかりました。

この時のことはリアルタイムでよく覚えています。

自分に打点が付かないからといって、文句を言うなどもってのほかという意見もあれば
走れないランナーが悪いという見方もあったでしょうか。

私は・・・もちろん味方選手への暴行など許されることではないけれど
外国人選手の言い分にも一理あると感じたし
当然奪うべき先の塁、しかもホームに向かわなかった走者にも責任はあるとその時は思いました。

しかし、今なら
誰よりも悔しかったのは、打点の付かなかった選手ではなく
走りたくても走れなかった二塁ランナーのほうであったろうと、はっきりと分かるのです。

前田智徳は走れなくても守れなくても
その鋭い眼光でマウンド上のピッチャーを震え上がらせ
チームとファンの期待に必ず応えてくれる選手でした。

相手チームのファンである私の目にも
「ワァー、前田が来た~打たれる~」と
バッターボックスに迎えて一番怖かった選手でした。

同じように天才と言われ
同じように怪我で苦しんだ野球人生。

由伸の不運をいつも嘆いてしまう私ですが
前田選手は、由伸以上に大きな怪我に何度も何度も襲われ
その度に甦ってきた選手なのだと、あらためて思います。

今日、東京のファンにも最後のお別れをするために登録されました。

フランチャイズプレイヤー
そこにいるだけで『チームの香り』を漂わせることのできる選手。

試合開始前、天才から天才へ花束が贈られました。
ジャイアンツとカープの香りを漂わせながら。

寡黙な二人が珍しく長い間、交わした言葉。
「お疲れさま」と「まだ、頑張れよ」だったでしょうか・・・

img_20130929142215377_76476503893563164772013929公式画像 公式サイト

人は天才と呼ぶけれど
天賦の才だけで成功できるほどプロの世界は甘くはありません。
努力なくしてフランチャイズプレーヤーであり続けることはできなかったでしょう。
誰よりも努力を重ねた日々があればこその、喝采でした。

引退会見の席上、終始謙虚に語っていた前田選手が
ひと言だけその強烈な自負を見せた場面がありました。

背番号1への想いを問われ

「ケガばかりの野球人生。背番号が泣いているというか、背番号に対しても見合っていないと思いながら、非常に申し訳ないと思っていた」

その後、こう言い放ちました。

「先輩から受け継いできた背番号なので・・・。
それに恥じることない成績を残すような選手に付けてもらいたいと思います。
現時点では見当たりません、この背番号はちょっと休ませてあげてほしい」

孤高の天才、最後のサムライと呼ばれた打者の矜持。

入団時は51番、
『1番』を背負って20年間
受け継いだ時よりもさらに重みを加え、大きくしたのは自分であるという自負ですね。

この言葉を発した一瞬だけ
強打者・前田智徳の鋭い眼光を見たような気がしました。


【おまけ】

よく、キャッチボールとユニホームの着こなしで
一流か二流かが分かるといいますよね。

カープ入団時の監督、山本浩二さんは
「ルーキーの春、日南キャンプで、ユニホームの着こなしが目に留まった」と回想しています。

高橋由伸が入団した時にも同じ言葉をあの広岡達郎氏から聞きました。
「ユニホームの着こなし、キャッチボールをしている姿、ひと目見てスターになれると思った」

野球のユニホームはどうやって着るの?
って疑問に思ったことはありませんか?

私の兄は高校まで野球をやっていました。
他のスポーツに比べて身に着けるものが多く、結構コツがあったように記憶しています。
少年野球や高校野球ではストッキングを出すのが当たり前ですので
一番のポイントは
ズバリ、ユニホームのパンツのはき方です!

まずはアンダーソックスをひざ上まできっちり伸ばして履き
その上からストッキングを重ねて履きます。
ストッキングの出し方で見た目のカッコよさが決まりますからね
(ストッキングって分かり難いけど、前後の違いがありますよ~)

そしてパンツですが
この履き方には諸説あるようです。
兄の頃は、
パンツを裏返して、爪先方向から足を入れてました。
ちょっと文章だけでは説明が難しいけど
パンツのすそから足を入れて
ひざ下までスソを上げた後、ストッパーを巻きます。

いよいよストッキングの折り返し
さらにソックスをストッキングの上に折り返していきます。

ここまでくればほぼ完成!
最後にズボンをあげれば鮮やかにチームカラーのストッキングが出現します

写真でもあれば上手く説明できるのですが
なんとなく感じは伝わるかな。

プロ野球選手もみんな少年野球、高校野球の時代を経て
自分流のユニホームの着こなしを身につけていきます。

現在はストッキングを出さないやり方が主流だから、
パンツも普通に腰から履くのでしょうね。

一流選手のユニホーム姿は本当にカッコよく見えるものです。
それはもちろん、野球が上手だから。
だけど「まずは形から」でもありますネ♪


スポンサーサイト

テーマ:広島東洋カープ
ジャンル:スポーツ

2013.09.24 22:46|山口鉄也
今シーズン、ジャイアンツの選手たちが作った記録の中で
文句なしにすごいと思うのは
山口鉄也投手が作った『6年連続60試合登板』です。

もちろんプロ野球記録であり自身が持つ記録の更新!

年間144試合のうちの60試合。
そうはいっても
登板した60試合だけではなく、
毎試合のように肩を作ってゲームに備えることを考えれば
プロのピッチャーとしては途方もない数字なのです。

山口投手は2008年からの登板数が

67→73→73→60→72→61

その多くがリードした展開、勝ちゲームでの登板です。
楽な試合などありません。

60試合登板を明確な目標として頑張ってきた今年。
防御率もホールドもまったく気にしていないと言います。

登板試合数が多いということは、健康な証拠。
「健康でいられることに感謝しなくてはいけない」という言葉に彼の想いがあります。


横浜商業高校3年夏
エースとして神奈川大会ベスト8に進出。
その後、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのスカウトから誘いを受けマイナー契約。
4年間プレーするも芽が出ず帰国。

2005年10月
横浜ベイスターズと東北楽天ゴールデンイーグルスの入団テストを受けるが不合格。

もうあきらめるつもりで
「どうせなら最後は強いところを受けよう」と“記念受験”したジャイアンツの入団テスト。

しかしこのとき
「スライダー、チェンジアップを伸ばせば一軍の左の中継ぎとして使える」と判断され合格!
この年の育成選手ドラフトでの指名を経て
ジャイアンツに育成選手として入団しました。

ベイスターズ、イーグルスよりも
ジャイアンツのほうが目利きだったということになりますね。

新人王獲得など、後の活躍ぶりをベイスターズは相当悔しがっていたと聞きました。
テストに合格させていれば、地元出身のスター選手を作れたのにと。


「巨人に拾ってもらっていなければ野球を続けられなかった。
僕は巨人で野球を終える、こうやって続けていく。
野球人生のすべてを巨人に」

そう強く思う山口鉄也です。

愛称は『ぐっさん』

年上からは信頼され、年下からは慕われる。

首脳陣、選手、裏方スタッフ、
ぐっさんを悪く言う人は皆無です。

記念の60試合登板を果たした夜。
勝利会見で原監督は珍しくしばし沈黙したあと、こう言いました。

「彼の姿勢は何も変わっていない。慎重、という言葉…は違うな。
いつも、目線が上からじゃない。
勝負の怖さを知りつつ、真っすぐ、勇気を持って戦う。
だから節制し努力する。どんな選手になってもそれは変わらない」

帽子を目深にかぶったその表情はマウンド上で変わることはありません。
しかし、ひとたび勝負の場を離れれば
人懐っこくシャイなぐっさんの笑顔がいつもそこにあります。


日本球界で最もタフな男・山口鉄也。
結婚し、4月には長男が誕生。
守るべき大切な家族もできました。

現在61試合登板
気にしないという防御率も圧巻の1.27
打たれた本塁打はここまでわずかに「1」本。

あの岩瀬投手よりも上だと
ドラゴンズ投手コーチに言わしめた
伝家の宝刀スライダー冴え渡り

自分のやるべき仕事は
「出番がきたら0点で後ろに回す」ことのみ!

「目立つのはあまり好きではない。性格まで中継ぎなので」

いやいや、あなたは一番目立ってます!


【心のMVP】は永遠に変わることなくもちろん、あの選手だけど

2013年シーズン
ジャイアンツのMVPを私が選ぶとしたら
迷いなく、山口鉄也と答えます。

ぐっさんなくして、チームの栄光は有り得なかったのだから。



テーマ:読売ジャイアンツ
ジャンル:スポーツ

2013.09.22 22:24|ジャイアンツ
おめでとう~ジャイアンツ!


わずか1点リードの最終回。
原監督は今シーズンの感謝を込めて三人のリリーフ投手をマウンドに送りました。

先陣を切るのは山口鉄也。
空振り三振!

二番手はスコット・マシソン。
レフト高橋由伸へのフライ!
マシソン、よく打たせた、ナイスピッチング

最後を締めたのはジャイアンツのクローザー・西村健太朗。
空振り三振!

誰が呼んだか
三人合わせて、スコット鉄太朗!

ひとりの走者も出すことなく完璧なリレーを見せました。

山口、マシソン、西村
その名がコールされる度、
彼らの働きを誰よりも知るファンの大歓声がその身に降り注ぎます。

そして歓喜の瞬間は訪れ
宙に舞う監督。

チームを代表しての言葉を締めたのは

さらに上を目指して戦いたいという気持ち。
みんなで力を合わせて共に『前へ』突き進んでいこうという気持ち。
(思わず、あなたはラガーマンですか?とツッコミたくなってしまいました~)


もう優勝はとっくに決まっていたし
この瞬間が来ることも分かりきっていたのに

やっぱり、いつ迎えてもぐっとくるこの瞬間。

一年間、熱く応援してきたファンにとっても節目の日。

大きな目標はまだこの先だけど

喜びに胸を熱くして。


20130922-905941-1-L.jpg

優勝決定ゲーム
スターティングメンバーとしてコールされ
最後までグラウンドに立つ『9人』でいられたのは何年ぶりだろう。

胴上げの輪にそっと手を添え嬉しそうだった彼の姿に、目が潤む。

おめでとう~ヨシノブ!


テーマ:読売ジャイアンツ
ジャンル:スポーツ

2013.09.21 21:25|ジャイアンツ
巨人 4 - 7 広島  (東京ドーム)

昼間の甲子園
タイガースは序盤に大量リードを許し、敗色濃厚。
と思いきや、なんのなんの5点差を追いついて延長12回引き分け!

ということは
ジャイアンツが今日優勝するためには勝ち(か引き分け)が必要となりました。

しかし先発杉内投手、
3回まではパーフェクトだったのに突如崩れて7失点・・・
どうしたのスギさん;

プレイボール直前
阿部選手が背中の張りを訴えてスタメン発表後の欠場。
3番に井野捕手が入りました。

打つほうでも守るほうでも大黒柱の欠場だけに
今季楽天から移籍してきたばかりの井野くんを責めるのは酷というもの。
あーでも、4回の配球はどうだったのかな。

今日はブロ友さんがV決定の瞬間を見届けんと現地参戦!
うぅ~~ん、見せてあげたかったなぁ、残念


悔しかったので『じゃがベーコン』、食べました。
期間限定~美味しかった

明日こそ!
頑張れ、ジャイアンツ

414e4dad-s.jpg



テーマ:読売ジャイアンツ
ジャンル:スポーツ

2013.09.20 13:59|ジャイアンツ
遂にマジック『1』

昨夜のニュースで誰かが「リーチだな」って言ってた。

違う違う、『王手』だ!

リーチは宣言したらあとは運任せ。
そこで自分の力を出すことはできない。

王手は追い詰めて追い詰めて、
相手が「参りました」というまで自分の意思で戦えるのだ!


今、セリーグで一番強いのはどこ?
と聞かれたら
迷いなく広島カープと答える。

悲願のCS出場どころか
動かぬネコと化したあのチームを打ち負かして
ファイナルに出てくるのはカープかもしれない。

先週のマツダスタジアムでは
見事、我がチームを3タテ!
あぁ恐ろしきは広島カープ。

初戦は間違いなくエース・前田健太でくるはず。
スギさん頑張れ~

マジック「1」

相手の負けで決まるより

自ら勝って決めろジャイアンツ

安芸の仇は江戸で討つ!

さぁ来い、マエケン!!


これはちょうど一年前の9月21日
リーグ優勝が決まった日の外野手記念写真。
同じ日に決まるのかな?
(ちなみにヨシノブは前列中央にいます

img_20120921235249233_2593281463133487227.jpg
画像 G公式サイト


テーマ:読売ジャイアンツ
ジャンル:スポーツ

2013.09.18 16:03|スワローズ
日本プロ野球新記録
シーズン56号をウラディミール・バレンティン選手が放ちました。

半世紀近く破られなかった王さんの記録が更新され
たくさんの報道がなされています。

フ~ン、そうなの?と思ったのが
あの茨城ゴールデンゴールズ初代監督の萩本欽一さんの発言。

亡くなられた坂上二郎さんとのコンビ「コント55号」について
「王さんの55号にあやかってつけた名前だからね。王さんの記録がなくなると同時に、コント55号の歴史も薄れちゃうよ。王さんは言わないだろうから、代わりに言ってあげる。“とんでもないことをしてくれたわね”ってね。笑いながら言ってあげたいね」
と語りました。

そうか、<コント55号>ってそういう意味だったのか。
松井秀喜さんの背番号もそう、
日本人にとって
『55』という数字は多くの想いが溢れた数字なのだと改めて知りました。
(大田泰示はどうした


バレンティン選手の日本での成功には多くの要因があったようです。
家族的と言われるヤクルト球団スタッフの温かさもそのひとつでしょう。

新記録を樹立した15日の記者会見。

来日中の母アストリッドさんも同席して質問を受けていましたが
英語は片言しか話せないため球団の通訳さんも悪戦苦闘。
するとバレンティン自ら通訳を買って出たそうです。

故郷オランダ領キュラソーの母語パピアメント語を英訳し
それを通訳が和訳するという“二重通訳”により
喜びいっぱいの『母』の声が届けられました。

バレンティン選手は
英語、オランダ語、スペイン語、そして故郷のパピアメント語の4か国語が話せるのです。

会見の中で
球団関係者やファンにはもちろん
公私ともにサポート役を務めているK通訳にも感謝の言葉を贈りました。

しかし同通訳は自らに向けられた謝辞を和訳しませんでした。

通訳という職業に徹するならば
発言の要旨は外さないことが『プロ』であるかもしれません。

しかし、この外し方はカッコいいですね。

心優しき自由人が自分への感謝の言葉を発してくれたとき
万感胸に迫ったであろうことは想像がつきます。

彼が来日してからの3年間。
通訳としても山あり谷あり、
日本という国、日本の野球を理解させるための努力は並大抵ではなかったと思います。
南の島でのんびり育った彼は
まさに“自由人”そのものだったからです。

問題児のレッテルを貼られ苦しんだこともありました。
そんな彼を、どんな時にも陰になり日向になり支えてきたのがKさんだったそうです。

「私は世界中で一番幸せなお母さんです!」
そう言った母の言葉を訳したK通訳。

自らも思ったことでしょう。
「私は世界で一番幸せな通訳です!」と。




【追記】由伸10号!

中日 3x - 2 巨人  ナゴヤドーム

2年ぶり、14度目の二桁ホームラン!
広いナゴヤドームのレフトスタンドへ
逆方向に技ありの一発でした。

今日はマルチ安打。
二本とも左腕から打てたのも嬉しい

四球も二つ選んで出塁率10割!
打率.336

相変わらずきれいな振り抜き~ホレボレ~~~

img_20130918214648878_2288428484731795856.jpg
画像 G公式サイト


テーマ:東京ヤクルトスワローズ
ジャンル:スポーツ

2013.09.16 00:24|高橋由伸
2月26日 キャンプ終了日
チーム全員が作った大きな輪の
その真ん中で
右袖のキャプテンマークが眩しく光る午後。

20130226131009.jpg

裏方スタッフに感謝の気持ちを伝え
いまひとつ伸び悩む若手には奮起を促し
自らを含めたベテランたちへも負けずのエール。

G20130214005190820_thum.jpg

たとえ代理と言われようとも
連覇に向かうチームを堂々と代表し
沖縄の空に響き渡る決意の三本締め。

2013年シーズン
『背番号24』の頑張りを
応援せずにはいられないと誓った日。


弥生3月、開幕戦
実力で、その手で掴んだレフトのポジション。

栄光の開幕スターティングメンバーとして
『六番目』にコールされ
他の誰よりも大きな拍手を浴びた背番号・24
今シーズンの輝きを願い、祈ったあの日。


それなのに・・・

4月4日、笑顔で祝った誕生日の翌日
突然のアクシデント、悪夢が襲う。


G20130405005548840_thum.jpg

人生はじめて痛めた左足ふくらはぎ、
診断は無情にも重度の肉離れ。
自主トレ、キャンプ、オープン戦
順調な3か月はなんのためだったのかと絶望の淵へ

20130405-511145-1-N.jpg


風薫る五月
リハビリもはやひと月
回復への歩みは一歩、また一歩。

入団時の恩師長嶋監督
同じ時代を過ごしたチームメイト松井秀喜さん
二人の国民栄誉賞授与式に駆けつける。

お揃いの紺のスーツ、ピンストライプのシャツを身に着け
生涯その恩を忘れないという師に寄り添い
そっと手を添える松井さんの姿に深い感動を覚え

20130528022200.jpg

「お前はまだまだやれるんだ、頑張れ!」と激励を受けた日。
いつの日か共に戦えることを夢に見て見守る彼の姿に、胸熱くして


時は過ぎ、ジャイアンツ球場で孤独なリハビリは続く

img_20130516152253877_2379708883371735913公式G球場

時折笑顔も見られるようになり

img_20130516152313416_8634331447449659569公式G球場

順調な回復ぶりが伝えられ、復活の日を指折り数えていたあの頃。


そして、ついに・・・

7月4日 甲子園
阪神 0 - 1 巨人 (甲子園)


「あなたはどうしてフェンスにぶつかってまでボールを捕ろうとするのですか?」と聞かれ
「そこにボールがあるから」と答えた由伸。

捕れる打球に飛び込まない選択はない
次の塁に行けるのに走らない選択もない

必死にもぎ取った内野安打、
4月4日の悪夢を思い出させる三塁までの激走、
タッチアップからのホームイン!

20130704223510.jpg

38歳、速いなんてとても言えない
でも自分にできる精一杯の走り、全力疾走。

そう、由伸が由伸である証

復帰後、一週間
きっとまだ不安だらけに違いない。
でも走る、全力を尽くして
それが高橋由伸だから。

16年間
どんな時にも「今できる全力」で戦い続けてきた彼
変わらないその姿に感動するファンの気持ちもまた、変わらず。
甲子園の土に汚れたユニフォームの誇らしさ

背中に輝く『24』
代役四番なんて言わせない。


7月6日 オレンジユニを身に着けて
真っ芯で捉えた打球は
ライトスタンド一直線!

20130706134205.jpg

ホームランに『美』という言葉が使えるならば
まさにこの一打にこそ、相応しいと思う。

構えたトップの位置から
球を捉え、振り抜き、フォロースルー
一分の隙もなく
スタートからフィニッシュまで流れるような完璧なスイング
私が観てきた野球選手の中で
こんなにも美しくバットを振れる選手は他にいない。
どんな記録より
どんなタイトルよりも私が誇りたい彼の美しさ。

澱みのないスイングから放たれた打球が描く放物線。
そのアーチには誰にも真似できない品格がある。

高橋由伸の本塁打は
『絵画』だと思う。
彼が作り上げてきた『芸術作品』そのもの。

今季初のお立ち台

25番にも、9番にも声援は送られた。
だけど最後に上がった『24番』へのそれは
二人に増して大きく温かかった...ように、私には聞こえた。

本拠地のファンが
こんなにも彼の復活を待ち望んでくれていたのかと
本当に嬉しかった、今季1号。

通算301号は新たな旅のはじまり
これからもその笑顔を、何度も何度も見せてほしいと心から願った盛りの夏。


7月24日 広島戦
人気選手にスポットを当てるプレーヤーズ・デーの「高橋由伸デー」開催


立ち見までぎっしり埋まった46315人が見つめる中
試合を決めたのはチームメイト。
だけど
「誰がヒーロー?」と聞かれたら
もちろん大観衆のすべてなんて言わないけど
きっと多くの人が
「ヨシノブ!」って答えてくれたと思う。

第一声は

「お立ち台ほどの活躍かなと思いましたけど、今日はオマケでここに立たせていただきました」

この言葉を言っても全然嫌味じゃない。
素直に「謙虚な人」だと思える。
いつだって、本音のヨシノブだから。

この日打ったホームランのことを
「思い出に残る1本になった」と、嬉しそうだった由伸。

高めを振り負けず上から叩いた打球!
ハイボールヒッター・ヨシノブ、ここにあり!!
ふくらはぎ肉離れから復帰、少しずつ身体も絞れて躍動感が出てきた。

「たくさんの声援の中でこうして今日、いいバッティングができたので本当に嬉しいです。
プレイヤーズデーなのは頭にあったので、こういう日に打ててよかったなという思いでベース一周しました」

ヒーローとしてスタンドにボールを投げ入れ
「24番ユニ」を着た多くのファンとハイタッチして
ベンチ前まで戻ったそのとき、スタンドにいる誰かを見つけて顔が輝く。
大切な人に向けるその視線が優しかった。

20130724221556.jpg

米米の石井竜也さんによるスペシャルライブパフォーマンス♪
「由伸デー」ということで
以前登場曲に使用していた「浪漫飛行」を歌う石井さんのライブが実現したのだそう。

石井さんのコメント
「試合前に間近で高橋選手の打撃練習を見ましたが、すごい世界だなと感じました。高橋選手からは子供の頃から(私の歌を)よく聞いていたと聞き、人生のBGMになっていたかと思うとすごく光栄です」

『人生のBGM』って言い方、ちょっといいかも。
ヨシノブにとってもいい記念になってヨカッタね。


8月13日 東京Dジャイアンツ通算2000号

img_20130813211251044_1170690175657638204.jpg

800号、1100号、1900号
過去3度の記念弾を放っていた由伸。
さらにメモリアル弾の2000号!

25年の間、他にも在籍したホームランバッターは数多くいたはず。
記念本塁打だから、そうじゃない本塁打だからと区別するつもりはないし
本人だって、冠付きのHRじゃなくても殊勲打のほうがはるかに嬉しいに違いない。

けれど、区切りのアーチを架けられたことは決して偶然なんかじゃない、
ジャイアンツ一筋16年間
チームのために全力を尽くしてきた由伸の想いがいっぱいに詰っている『4本』

「らしさ」満点の逆方向へのHR☆
ライトへの弾丸ライナー☆
右中間へ舞い上がる美しい放物線☆

通算309号本塁打
『背番号24』は積み重ねてきたアーチの数だけ観る者の胸を熱くしてくれた。

美しい弾道のアーチを架け悠々とベースを一周する姿。
まだまだその背中を仲間に、ファンに示し続ける姿を観ていたい。
1900、2000、と続けたのだから
2100号も高橋由伸のバットで叶えてほしい。

スタメン発表での“ヨシノブコール”の大きさ
打席に入るたびの歓声
あぁ、ホームのファンにこんなにも愛されているのかと誇らしく感じ、目を潤ませた記念の日。



8月の月間打率 4割1分5厘 本塁打4本
9月に入り、甲子園では宿敵タイガースを打ちのめす代打3ラン!

今シーズンの通算成績 52試合出場 151打席
打率.341 本塁打 9 打点 30
出塁率.450 得点圏打率.359 長打率.611

『OPS』はなんと、1.061という驚異的な数値

(メジャーリーグでは公式記録にも採用されている『OPS』
出塁率と長打率を足し合わせたもので7段階に分けられ
.9000以上であれば、最強打者の称号が与えられる)

わずか52試合、みんなの半分にも満たない出場。

それでも高橋由伸が懸命に積み上げた一つ一つの数字。
涙が出るほど嬉しかった1本のヒットだってある。

マジック『7』
歓喜の瞬間はもう間近

胴上げの輪の中に堂々といてほしい
仲間の笑顔に囲まれていてほしい
誰からも温かく見つめられる選手でいてほしい

貴方の笑顔がなにより好きだから。 
 

img_20130329164026434_4292692110192675069開幕戦
画像はすべてG公式サイトより


テーマ:読売ジャイアンツ
ジャンル:スポーツ

2013.09.12 15:23|長野久義
読売新聞に不定期掲載の
『Gの肖像』という野球コラムがあります。

たくさんの人の目に触れてほしいのに
残念ながらネット掲載はされません。

ジャイアンツの選手たちの心のひだに迫る
田中富士雄記者の名編です。

最新版は長野久義選手
『餓えた長野、高き理想』の一部を紹介します。
(青字部分は記事からの引用です)


長野選手といえば、ヒーローとなってお立ち台に上がっても
はしゃぐでもなく寡黙な印象が強いですね。
他の番組で時折見せるお茶目な感じは鳴りを潜め、
ファンにアピールするような発言も、滅多にしない印象です。

お立ち台での決まり文句は

「まぐれです」と「たまたまです」の二つ!

この言葉の真意を彼は
僕は必死で相手も必死、
必死と必死がぶつかって出る結果は『まぐれ』であり『たまたま』
打っても自分の力が上だったわけじゃないからまた練習するんです」

と、説明しています。

なるほど、
素っ気ない二言に、こんなにも深い想いがあったのか
寡黙な裏に秘められた、相手へのリスペクトがあるのだなと感じました。

今シーズン、長野選手には新たな常套句が出現しています。

「また、頑張ります」と「次、頑張ります」の二つ!

長野の理想は高い

甲子園での3連戦
3戦目の第3打席
逆転の足掛かりを作る二塁打、
第4打席にはダメ押しの2ラン
しかし試合後、記者に言ったのは「全然ダメでしょ」

最後の打席、8回2死1.2塁でサードゴロに終わってしまったことを悔やんでいたそうです。

「ランナーがいたんですから、得点はいくらあっても多すぎることはない」
と記者に鋭いまなざしを向け
「打率3割を狙って野球に取り組んでいるんじゃない、もっと先の・・・」と言って押し黙り

冗談めかして再び口にしたのは
「ホームラン50本ぐらい打ったら、褒めてくださいよ」の言葉。

「また頑張ります」は
多分、この程度で賞賛されるのは不本意だから、また頑張ります。

「次、頑張ります」はおそらく
1試合や2試合の活躍では心が満たされないから、次、頑張りますなのだろう。

それならば、餓えた28歳に敬意を表しあえて呼びかけたい。
長野よ、まだまだファンは納得していないぞ。
田中富士雄



コラムは温かく、そう結ばれていました。


幼い頃から父親に「言ったことは必ず実行しろ」と育てられた長野選手は
そのせいか、思い描く未来像も言葉にしません。

でも、言ったからには実行してみせる強い心の持ち主なのでしょう。

日大4年の秋、巨人入りを熱望するも指名されたのは日本ハム。
入団を拒否し本田技研に入社。

今度こそと願った翌年も、想い叶わずロッテからの指名。
このとき私は、一連の動きをみていて
マリーンズ入団を決意するのではと予想していたものです。
しかしここでも自分の意思を貫き、二度目の拒否。

2009年、3度目のドラフト。
長年の夢を叶えてジャイアンツ入団が決まりました。
その後の活躍は誰もが知るところ。

昨シーズン
チームメイトの坂本勇人と最多安打を争っていた最終戦。
自分は勇人が並んでくれるのを待つ、一緒にタイトルを獲るんだという想い。
凡打はしたくない、でもヒットも打ちたくない。
ならば四球をと選び続けた打席に溢れる長野の想い。
長野の心を受け止め、並んだ塁上で目頭を押さえた勇人。
あのシーンが鮮やかによみがえります。


私は今にして思うのです。

お立ち台で、冷や汗を滴らせ「まぐれです」と言うとき
白い歯を光らせながら「たまたまです」と笑うとき

悔しさを胸に秘め「また、頑張ります」と唇を噛み締めるとき
「次、頑張ります」とファンに誓ってくれるとき

寡黙な九州男児・長野久義の強い意志力が、そこにあることを。



テーマ:読売ジャイアンツ
ジャンル:スポーツ

2013.09.11 01:07|野球のルール
2020年東京五輪で野球・ソフトボールが実施競技から外れたことについて
巨人・渡辺会長が「野球のルールを変えてもいい、参加努力をすべき」と発言。

「国際的見地に立って、野球を盛んにしようと思ったら、ルールも変えてもいい。
日本のプロ野球はなんだ、例えば9イニングは長いよ。7イニングでもいいし、5イニングでもいいんじゃないか。
ファウルは無制限だろ、あれは10でアウト。
オリンピックに野球が出るようにしなきゃいかんよ」と改革案を披露しました。

野球の正式種目復活へ向けて、積極的な意見だとは思います。


オリンピックの正式種目であるためには
まず、その競技が広く世界に普及していることが必要です。

その点で野球は
北中米と東アジア以外での普及度が低く
世界的な競技人口は少ないと言われています。

その上、専用の野球場を必要とするため
普及度の低い国においては建設に費用がかかり、
扇形であるため他競技への転用が難しく
大会終了後の使い道も見込めないときては、
そんな競技は入れたくないと思われても仕方のない部分はあります。

さらにオリンピックの重要な収入源である放映権にからむ問題。
すなわち野球は試合時間が長すぎるのでテレビ放映には向かない、ゆえに放映権が売れない。
という図式になるようなのです。

世界的にみて普及度が低い→野球のルールを知らない人が多い→分からないからつまらない。
まぁそうなんでしょうね、残念ながら。


で、冒頭の会長発言。

あくまで私見であることを強調していますし
「五輪で野球が出るようにしなきゃいかんよ」という意見にも頷きはしますが

「国際的見地に立って、野球を盛んにしようと思ったらルールを変えてもいい」

↑ これって、現在行われている野球のルールを根本的に変更しろということなんでしょうか?

たとえば、オリンピックなどの国際試合では時間短縮を目的として
既にタイブレーク方式が採用されています。

延長11回から適用され、無死一二塁から攻撃を始める。
打者は任意打順で、11回の延長に入る前に、監督は球審に希望する打順を告げる。
一塁走者は前位の打順の者、二塁走者は一塁走者の前位の打順の者とする。
12回以降は、11回からの継続打順とし、同様の方式で2人の走者を置く。

というルールです。

ワールドベースボールクラシックにおいても、第2回大会から採用されていて
延長13回からとし、前の回の最後の打者とその前の打者を一二塁に置き、無死一二塁から打順を変えずにプレーを開始。決着がつくまで行うことが実施されています。


野球ファンとしては、このタイブレーク導入だけでもかなりの違和感がありました。

渡辺会長が言ったからといって、
某チームではないのだからその意見が通るはずもありませんが
5回でやめろは暴言だとしても
7回制はありかもしれないし、
「ファウルも10球まで」って・・・やりそうな気もしてきました。

こういうのは野球好きの発想ではないと思うんですよね。
ナベツネさんは野球がお嫌い?

せめて「ファウル」のルールは変更しないでほしいなと思います。

ファウル、ファウルで粘りながらのピッチャーとバッターの駆け引きが
あっさりと「ハイ、10球」終了~ってなったら面白くないもの。

で、その場合、もちろん攻撃側がアウトを献上するわけですよね。

ひとつのアウトを、いかに取るか、取らせないか
その1球に魂込めて戦うのが野球の面白さなわけでしょう?

まさかそんなことはないと思うけど
オリンピックに参加するために、プロ野球のルールまで変わってしまったら
それはほんとに悲しいですね。


巨人 3x - 2 DeNA  ECOスタジアム新潟

3打数2安打
決勝点の起点となるヒットも放ちました。

規定打席に足りないものの、打率3割3分6厘!
絶好調です~
数字の並びが気持ちよいです

これは、珍しいショット!
3回にレフトフライを処理したところ。
こういう角度からはなかなか撮れないですよね♪
すごく丁寧に捕球してるなと思います。
グラブ浅めに入れた左手、添える右手、いい感じ

img_20130910183524659_1908337940682767223.jpg
画像 G公式サイト

続きを読む >>

テーマ:野球全般
ジャンル:スポーツ

2013.09.10 00:24|高橋由伸
7月28日、ヤンキースと1日限定のマイナー契約を結び
チームの一員として本拠地ヤンキースタジアムで引退式に臨んだ松井秀喜。

セレモニーは背番号「55」にちなんで
ヤンキースの今季日程で55試合目のホームゲームにあたった日に行われ
本塁付近に設置されたデスクで引退を確認する書類にサインし
ジーター選手から額に入った「55」のユニホームを贈られた。

ピンストライプのユニホームに袖を通して大歓声を浴びた松井は本当にカッコよかったし
温かい雰囲気に包まれたセレモニーも感動的だった。

チームメートたちにリスペクトされ
ニューヨークのファンに愛されていた彼の7年間が想像できるステキな空間。

マイナー選手としての「1日契約」を交わした松井の肩書きは
「元レイズ」から「元ヤンキース」に変わる。

メジャーで一番の超名門球団ヤンキースが
このセレモニーのために
特別な配慮を松井に示してくれた事実が
彼の野球選手としての価値を一段と高めたに違いない。

名実ともに「元ヤンキース」で通せる松井はやはり別格だ。


一方で


入団から引退まで、ただの一度も違うユニフォームを着ることのない選手もいる。

プロスポーツの世界ではそれを

『フランチャイズ・プレイヤー』と呼ぶ。

入団から引退まで同一のチームで活躍すること。

長期に亘って同一チームの選手であり続けるためには
それ相応の実力がまず必要。

実力があっても、
他チームとのトレードの対象になるような選手では成り得ないし
年俸高騰を嫌われ放出される選手だっている。

その実力から、自ら飛躍を求めて移籍する場合も当てはまらない。

FA制度ができ、海外との交流も盛んになった現在
一流選手が選択する道もひとつではなく
同じチームに在籍し続けることのほうが希少であるともいえる。

燕一筋19年の宮本慎也、
ハマの番長・22年、三浦大輔、
同じくタテジマ一筋22年、桧山進次郎、

積み重ねたそのプレーでファンを熱くしてきた選手たち。


そして・・・

本拠地東京ドームのファンに愛され
「背番号・24」のコールに
誰よりも大きな声援を浴びる選手。

高橋由伸、16年目

フランチャイズ・プレイヤーの誇りを胸に
まだまだ輝き続けてほしいと思う。

20130803170817.jpg
画像 G公式サイト


テーマ:読売ジャイアンツ
ジャンル:スポーツ

2013.09.08 14:34|高橋由伸
2020年のオリンピック・パラリンピック開催都市に『東京』が選ばれました!

昨夜、ブエノスアイレスで行われた最終プレゼンテーション
その中で
高円宮妃久子さまの気品あるスピーチは、特に印象に残りました。

日本のプレゼンテーションに先立ち
まずはフランス語で、そして完璧な英語で
堂々と話される姿が美しかったです。

久子さまのお名前に思い出すのは
やはりサッカー日本代表チームを心から応援されていること。

スポーツマンでいらした高円宮さまとご一緒に
国際試合のたびに熱心に応援される姿がありました。

いつだったか、アウェーの大会、しかもその日は大雨。
けれどご夫妻は、選手たちと一緒にピッチ上でセレモニーに参加され
もちろん傘などささず
今でもはっきり覚えている「ブルーのお着物」の久子さまも
強風に耐え、ずぶ濡れになりながら君が代を聴かれていました。
ピッチ上に立たれた女性は、久子さまだだおひとりでした。

試合後、選手たちは
そのお姿にとても勇気付けられたことを語っていたように記憶しています。

当時からサッカー関係の行事に出席する際には
必ずサッカーを感じさせるアクセサリーを身につけ出席されていた久子さまですが
昨夜、ブエノスアイレスでも「日本列島」をかたどったブローチを身に着けておられましたね。


スピーチでは東京招致には直接触れず、
「日本国民を代表して御礼申し上げたい、
IOCの支援は子どもたちに笑顔を、若い選手には希望を与えてくれた」
と、東日本大震災の復興支援への謝意を述べられ
『感謝の気持ちは一生忘れません』と伝えられました。

個人としては
皇族がこのように話をすることは初めてかもしれないけれど
日本の皇族は常にスポーツを支援してきたこと。
スポーツマンであった夫が務めていた9つのスポーツ組織の名誉総裁を引き継ぎ
そのため、非常に多忙であることなどを
時に笑顔を交えて話されました。

多忙である身を「おかげさまで大変忙しくしております!」と言われたとき
とってもチャーミングな笑顔を投げかけられ、それが素敵でした。

スピーチを終えられた久子さまに開場からは大きな拍手!

日本の代表として、
しかも冒頭を飾る堂々としたスピーチ!

多くの方たちの努力により、東京オリンピックは開催されることになったと思うけれど

背筋をピンと伸ばした美しい立ち居振る舞い。
久子さまの気品溢れる語り口が、委員の心を動かしたことも間違いないですね。

1964年以来56年ぶりに、日本で、東京で開催されるオリンピック!
どの競技、どの国のどの選手が、どんな感動を与えてくれるのか

7年後の夏、もしもブログを書いていたら
その感動を綴りたいです。

でも多分、もう書いてないだろうな... ...

自分自身の目で観た感動はそっと書き記します。
『心のメモ帳』に!


続きを読む >>

テーマ:東京オリンピック
ジャンル:スポーツ

2013.09.06 23:09|トライアスロン
トライ☆アスロン

この物語は、とてつもない距離に戦いを挑んだ【あるトライアスリート】の記録である。
その原動力となった『決めたことだけが実現する』という言葉。
それを体現すべく日々努力を重ね
遂にスタートラインに立つまでの自身への信頼と
支える周囲の者たちの愛を、余すところなくブログ化したものである。
(というほど、大したことは書いていません;
このナレーションを言ってみたかっただけ(´;ω;`))


トライアスロンとは
ギリシャ語の「3」を意味する「トライ」と「競技」を意味する「アスロン」の合成語。
水泳(スイム)・自転車ロードレース(バイク)・長距離走(ラン)を連続して行う耐久競技です。

皆さんはトライアスロンという競技が
距離によって何種類もに分けられていることを知っていますか?

この競技を知り始めの頃
えっ、1種類じゃないの?って、私は思いました。

オリンピックは
スイム1.5km・バイク40km・ラン10km、合計51.5kmの距離で行われます。
いわゆる《オリンピック・ディスタンス》と呼ばれるレースです。

競技名を聞いて<鉄人レース>と思い浮かべる方、いらっしゃいますよね。
アイアンマン・ディスタンスのランはマラソンとピッタリ同じの42.195kmだそうです。
総合距離は驚くなかれ226km!

毎年4月に行われる<全日本トライアスロン宮古島大会」
スポーツが好きな人なら、TVなどで一度は目にしたことがあるかもしれません。
ストロングマンレースと呼ばれ、3km+155km+42.195kmのレース。

宮古島は、トライアスリート“Y”にとって憧れのレース。

アイアンマン・ディスタンスよりも少し短めの距離で行われ
完走者には『ストロングマン』の称号が与えられます。

夜の宮古島市陸上競技場
13時間半の制限時間内にゴールした者だけが、その門をくぐることが許されます。

20時30分、最後の関門である競技場の門が閉められる。
数秒間に合わず、門の前で途方に暮れる選手の姿・・・
たとえゴールは認められずとも
ここまでたどり着いた人は「勝者」であると、“Y”は言います。

最終走者のゴールの後、打ち上げられる花火を
いつかその目で確かめたいと思う“Y”。

今は憧れであり、目標とも言えない場所だけど
できるならば競技者として
万感の想いを持って見つめる夜空の輝きであってほしいものです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆

現在、国内で最もポピュラーなのが「オリンピック・ディスタンス」
世界のトップトライアスリートたちが集う“世界トライアスロンシリーズ”でも採用されています。

総合距離51.5kmのこのレースを何度も走破し
先月のレースでも見事3時間切りを果たした“トライアスリート・Y”

“Y”がこの競技を始めたころ、その認知度はかなり低く
「大変ですよね、雪の中を銃かついで」なんて言われたこともあったそうです。
今では笑ってしまうようなエピソードもあったトライアスロン。

年々競技人口が増え
首都圏から日帰りで参加できる大会などは
ネット受付が始まってわずかの間に、申し込みオーバーになってしまうほどの人気ぶり。
(まるで東京ドームのジャイアンツ戦チケットの如し)

“Y”は2013年を『冒険の年』と位置づけているのですが
今年はじめ、あることへのチャレンジを考えました。

いつもの51.5mではなく
ミドルディスタンス(2km+70km+20km)への挑戦です。

事の始めはやむを得ずの理由からだったけれど

最初に聞いたとき、(自称・鬼コーチの)私は
「いや、その距離はいくらなんでも無理でしょ、最後のランは足にきますよ」
などと、生意気にも断言してしまったのです。

「そこをなんとかなりませんか?鬼コーチ」と言われたかどうかは覚えていませんが・・・

あれから8か月。
“Y”は今、そのスタートラインに立とうとしています。

“Y”がもっとも大切にしている<真夏の祭典・ビーチラグビー>を好成績で終え
恒例の手賀沼大会も、自己ベストにはわずかに及ばなかったものの4年ぶりの3時間切り。
日々のトレーニングにもレースシミュレーションを取り入れ余念なく
お友だちアスリートさんからは、
久しぶりに見たその姿に『オーラを感じた』と言われるほど。


1500mから2000mになるスイムパート。
わずか「500m」と思うなかれ。
一般人は「25m」泳ぐのだって大変なもの。

ましてトライアスロンのスイムはプールではなく海や湖。
自然との戦いでもあります。
300名の参加者が次々にスタートし、全員がクロールで泳ぐさまは
まるでプロレス並みの殴り合いになるのだとか。
そういえば、クロールの腕の振りは殴る動作、
足の蹴り具合は~キックそのものですね;

殴る蹴る(?)の戦いを終えたあとは
最長〔70km〕を走り抜くバイクパート。

長時間の運動を連続して行うこの競技の場合
最後のラン20kmに備えつつ
エネルギー補給食&水分摂取もしながら、延々と走り続けるバイクパート。
ここにも完走への重要なファクターがあるに違いありません。

同じディスタンスであっても
地形も違えば天候も違い、距離においても若干の違いがあるトライアスロンのレース。

他のレースとの記録は比べません。
従って競技レコードも存在しません。
その日、その場所で行われたレースの順位がすべてです。
トライアスロンは記録を争うものではなく順位を競うものなのです。


オリンピックディスタンスの2倍近くを走ったあとは
いよいよラスト20kmのランが待ち構えます。

素人の想像ですが
なんといっても完走への最大の難関はこのランにあると思われます。

普段より500m多く泳ぎ
30km増しのバイクを漕ぎ
さらに10km増量された最後のラン。

私の大好きなトライアスリート・上田藍選手は
常に前向き、超ポジティブな考えの持ち主です。
2年前に練習中の事故で外傷性くも膜下出血の重傷を負った時にも
「この事故を無駄にしません、悪いことが表に出ればよくなるだけ、デトックスの思考回路みたいな考え方ができるようになりました」
と、回想しています。

こんなふうに考えられたら、人間、何が起こっても前を向いていられるような気がします。

フィジカルの極致での競技に思われますが
実際には、心技体プラス脳を同時にフル回転させなければ勝てない競技トライアスロン!

「最後のRun」にこそ、強い精神力が求められるのではないでしょうか。

この競技のゴールシーンはいつ観ても感動します。

みんな笑顔なのです。
フィニッシュラインを越える喜びにあふれています。
なぜなら、その笑顔のために
何か月も準備して頑張り続けてきたからです。

その日、レースの長い道のりを走ってきたことはもちろん素晴らしい。
でも、それ以上に
スタートラインにつくまでのたくさんの努力に、拍手を送りたいといつも思います。


2013年9月22日 午前8時30分スタート
トライアスリート“Y”の新たな挑戦です。

決めたことだけが実現する!

決めたからには、実現させてください!

風に吹かれながら、92kmの小旅行を楽しんで~
6時間後、フィニッシュラインを越えるとき
そこに素晴らしい笑顔があることを、応援しています!!

続きを読む >>

テーマ:トライアスロン
ジャンル:スポーツ

2013.09.04 01:58|
観光という言葉

その出典は中国の古典。
「易経」の中の一節から取られていて
「地域の光(宝)を観る」に由来している。

観光という言葉が本来持つ意味を考えれば
いわゆる風光明媚な場所や
歴史的名所を巡ることだけではないことが分かる。


見知らぬまちを巡る時に
そのまちの宝である「人」と触れ合うこと。
それが意外なほど楽しかったり。

名所旧跡を観て歩くも、もちろんよし。

しかし、そこに住む人たちとの出会いも旅の魅力のひとつ。

訪れた街の日常の風景や
そこで偶然に出会う人々との会話やふれあいに心惹かれ
少しドキドキしたり・・・。

素敵な人と出会った場所だから
その街を好きになる。


ブログってなんだろう?

それは旅のようなもの?

いろんな人がいて、いろんな考え方があって、いろんなブログがある。

最初はほんの些細な偶然からかもしれないけど
ブログでの出会いもまた
旅と同じように『光を観ている』のかもしれない。


もしかしたら・・・

自分の人生の大切な宝物になることだって、あるかもしれない。


テーマ:日々のつれづれ
ジャンル:日記

2013.09.02 17:54|
最近、あることにはまってまして
ポテチならぬ『イモ菓子』を食す機会が増えています。
あまり身体に良いとは言えませんが・・・

いろんな種類があり楽しめるカルビー☆
わが道をゆく個性派・湖池屋☆

「日本のポテトチップスの生みの親」濱田音四郎さんが作られたという
フラ印のポテトチップス(まだ食べたことはありません!)☆

さまざまな味を楽しめるポテトチップス♪

今回はチップスではありません。

イモ菓子はイモ菓子でもリング型のスナック。
その名も『おさつポテコ』

これです!

3b4b09e6.jpg

見かけてはいたけど、食べたことはなかった“おさつのポテコちゃん♪”

そのお味は、う~ん・・・
袋を開けた時に漂うおさつの香りはよかったけど
やめられないとまらない、というほどでもなく
第一に、やっぱりイモ菓子はチップ状になってないと食べ難い;
まぁでも味は甘くてお子ちゃま味の私には美味しかったです!
(って、言っとかないとメーカーさんがご覧になってるといけないので、見てるはずないけど)

昔、よく買ってたカード入りポテチは最近買わなくなりました。
どうせヨシノブは出ないし・・・。・゚・(ノД`)

img_20130825171402985_8934779920983393197.jpg
画像 G公式サイト 横浜スタジアムで試合前練習

テーマ:日々のつぶやき
ジャンル:日記

2013.09.01 20:17|高橋由伸
巨人 2 - 2 中日 東京ドーム
(延長12回 引き分け)


バッターが逆方向に打球を放つ時
当然ながら引っ張った当たりよりも勢いは弱まります。

どんな強打者でも
「逆方向に弾丸ライナー」は多分、打てないですね。

その逆方向に良い打球を打てるのが巧打者であるとも言えます。

1点ビハインドの6回。
好投山井の投じた5球目、フォークボールの落ち際をすくい上げた打球は左方向へ。

流し打とうとか、逆方向に打とうとか、引っ張ろうとかそんなことは考えず
いつものように自然体で振り抜いた打球は
キレイな放物線を描いてレフトスタンドへ
見事な同点ホームランとなりました。
sp-hirose-0901-01-ns-big.jpg
画像 日刊スポーツ

しかし今日の試合で
由伸本人が一番打ちたかったであろう場面は最終回に訪れました。

同点のまま9回に突入。
先発の菅野は
9回表もマウンドに上がり3人でしっかりと抑え
2失点131球の力投でマウンドを降り味方の援護を待ちます。

そしてその裏
一死から長野ヒット、亀井の内野ゴロ間に二塁へ。
阿部は敬遠され、続く村田は死球で満塁。

これ以上ない場面が、5番の由伸の前に広がりました。
新人王を狙う菅野の12勝目をアシストするには、この回で勝たねばなりません。
ここで打たなきゃ男じゃない!

ドラゴンズのマウンドには可愛い顔して投げたらスゴイ浅尾拓也。

ボール、ボール、
打者有利のカウント~

3球目、ストレートがいいところに決まりました。
まぁ仕方がない。

4球目ボールで3ボール1ストライク

相手はストライクを投げてくるはず、ストレート1本絞りで待って良い場面。

5球目、そのストレートが真ん中甘めに入ってきました。
バットが出ません、見逃し・・・
なんで、あのボールを見逃すの?

6球目、ファウル。

7球目、5球目と同じようなコースのストレート。
しかし変化球も頭にあるため強く振り抜くことができませんでした。
打球は力ないセンターフライ
サヨナラのチャンス潰えました。
打つべき球があったのに手を出さなかった時点で、バッターの負け。

同点ホームランがなければ
もちろん引き分けではなくチームも負けていました。
貴重な1点をもたらしたのはまぎれもなく由伸。

だけどそれ以上に
初回、先制後のもう一押し
3回の二死2.3塁
そして9回の満塁

3度の得点機を逃した悔しさは、誰よりも由伸本人が感じているはず。
悔しさを晴らすには打って取り返すしかありません。

土曜日のバックスクリーン弾は、あの立浪さんも絶賛してくれていました。
「ルーキーの頃から(最短距離でヘッドが出る)トップの位置が変わらず、流れるような美しいフォームは健在!」

今日の逆方向弾は赤星さんが
培われてきた技術の高さ、そこに衰えのないことを素晴らしいと認めてくれていました。

8月の月間打率、4割1分5厘!
まだまだやれる、できるんだと思えるバッティングが続いています。

「ここで打ってほしい」とみんなが期待するところで打ってこそ、高橋由伸!
ゴールまであと少し、ラストスパートをかけて頑張ってほしいです。

イタチはRead moreで~
↓ ↓ ↓

続きを読む >>

テーマ:読売ジャイアンツ
ジャンル:スポーツ

プロフィール

薫

Author:薫
アスリートたちに注目しています!
その心にもそっと触れながら。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カレンダー

08 | 2013/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。