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2014.06.10 17:53|高橋由伸
『うわっ、カッコいい!』

 野球選手に「速い」、「スゴイ」という印象を抱くことは多いのだが、この感覚は珍しかった。

 グレーのユニホームの背番号10が、一塁へ全力疾走する姿は衝撃だった。必死な感じがないのに、一気にスピードに乗る。

 今から17年前、ちょうど今頃の季節だった。

 神宮球場の記者席で、試合はバックネットの下の部分から見る。スポーツ報知の席は真ん中からやや一塁側寄り。打者走者の走る姿がよく見える。

 関西育ちで大阪本社勤務。そんな記者が、全日本大学野球選手権準決勝を取材した時のこと。東京六大学のスター、断然のドラフト1位候補、慶大・高橋由伸外野手のプレーをナマで初めて見た。前置きが長くなったが、第1打席で二ゴロを放った時、そう思ったのだった。その強烈な存在感と、カッコよさが印象的だった。

 この時、相手の近大を担当していた。この年は春秋のリーグ戦、大学選手権、明治神宮大会、そして今はなくなったアマチュア王座決定戦を制し「5冠」を達成した「最強軍団」。マウンドには翌年の近鉄ドラフト1位、宇高伸次(元横浜)。そのほかにエースの清水章夫(元オリックス)、ショートには巨人に進んだ二岡智宏(元日本ハム)、捕手は現在阪神の藤井彰人、下級生には期待の大砲・山下勝己(現勝充、元楽天)と、メンバーを紹介するだけでスペースが足りなくなってしまう。

 取材メモを見ると3―1のこの一戦、高橋を徹底マークしていた。「スイングがすごく速かった」と宇高のコメント。「高橋さんに打たれると相手に勢いがつくから」。藤井は4の0に封じ、ホッと息をついた。安堵(あんど)感漂う近大の取材から、「高橋って格別な選手」と感じたことを思い出した。

 高橋の全力疾走。すっかり見慣れた今、驚きはないものの、その姿にあの時と同じ気持ちになる。

 やはり、カッコいい!

 走る姿を見る限り、その輝きはあの打席から全く色あせてはいない。その存在感こそ、今ひとつ「強さ」を発揮できないチームで、日本一奪回に必要なピースなのではないかと感じる今日この頃である。(山本 剛士、1997年大阪本社アマチュア野球担当)
スポーツ報知より
コラムGペン 『由伸はやはり、カッコいい!!』  2014.6.10付



セーフになりそうな打球・・・
バッターなら走ります、全力で。
ヒットがほしいから。

とてもセーフになりそうにない打球のときに
ファーストベースに向かって自分の走力の限界まで走るのが
本当の全力疾走だと思う。

福岡で、なんでもないショートゴロを打った由伸。
必死に走りました、今できるすべてを尽くして。

美しいアウトという表現が許されるなら、そう言ってあげたかった。

身体はどこも悪くない。
試合前練習では誰よりも多くの時間をかけて準備する。

与えられるチャンスはわずか1打席。
それさえもない日だってある。
それでも走る、ひたむきに。

いつかきっと青い空が見えるはず。

負けるな由伸!



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